ボツリヌス菌を顔の表情筋に注射して、ほうれい線を改善させる方法があります。
一般的には、ボトックス注射といわれていますが、元々ボツリヌス菌は、毒素を持った菌です。
表情筋に注射する際は、ごく弱い毒素を注射していますので、そこまで心配する必要はありませんが、世界的には大変有名なほうれい線のケア方法でもあります。
最近は、日本でも当たり前のように利用されていますが、表情筋をマヒさせてほうれい線を目立たなくさせる方法ですので根本的な解決にはなっていません。
また、表情筋の衰えによって、皮膚がたるんだということで、ほうれい線ができたのならば、とても効果的なのですが、それ以外の原因でできた場合には効果がないとされています。
ですから、ボトックス注射を勧められた場合は、自分の肌のことを理解しておく必要があるといえますね。何度も通院しているわりには、結果が伴わないという場合は、適切な処置が出来ていないと考え直してみることも重要です。
もしも、ボトックス注射で効果がない場合は、コラーゲンやヒアルロン酸の注射を検討してみたり、普段の生活習慣や食生活を見直してみることも大切です。何度注射を打っても、根本的なところが変わらなければ、ほうれい線はなかなか解消できないからです。
確かに、注射は即効性があるため、すぐに解消したい場合は魅力的な方法ではありますが、本当に必要なケア方法なのかどうかについては、よくお医者さんと相談するようにしましょう。
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